|
夏から夏へで感化された僕は、今回、一瞬の風になれ(全3巻)を読み終えて、ますます好きになった。 僕がこの本を気に入った理由は以下のとおり。 @青春恋愛小説だから。実は柄にもなくこの手の甘ったるい小説も好きなのだ。 主人公新二の谷口若菜に対するモノローグや態度にとても共感するし、特に若菜の3000mゴール後に新二の胸に倒れ込むシーンなんか何度も読み返してしまう。 A佐藤多佳子さんは陸上をよく勉強しており、彼女の表現は自分の感覚にとてもマッチするから。 例えば、新二の練習の場面から少し抜き出すと いつもやる練習だけど、こんなにしつこく量をこなしたことはない。支持脚(地面についている脚)が曲がらないように正しい姿勢で地面に大きな力を伝え、その反力をきっちりもらえるように。・・(中略)・・ゆっくりした走りの中でチェックポイントを徹底する。身体の下で接地する。脚の上に腰と上半身を乗せる。下ろした足に乗せる。足裏全体に乗せる。遊脚(宙に浮いている足)を前に引っ張る−「プル」とみっちゃんは言う。 うーん。これこそまさに去年、自分が開眼したつもりでいるポイントではないか。彼女はそれがこんなにうまく表現できるなんて。 B小説の舞台が僕が子供の頃住んでいた相模原だから。相模原公園(当時はまだなかったかも)、淵野辺公園、昭和橋など、なじみのある地名が次々出てくる。 |
| << 前記事(2009/01/04) | トップへ | 後記事(2009/01/18)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2009/01/04) | トップへ | 後記事(2009/01/18)>> |